車塗装サフェーサーのシンナー硬化剤の配合足付けの番手紹介

サフェーサーの種類と各種配合

イサムウルトラサフ

イサムのウルトラサフはパテ成型後等に使用する一番使うサフェーサーで色が2種類あります。水研ぎ時に歪が見やすいためメインは濃い色のマルチグレーを使用します。

車体の色がホワイト系の場合はグレーの方を使用します。

イサムウルトラサフの配合

配合割合はグレーもマルチグレーもどちらも同じです。

硬化剤がUSマルチ硬化剤。主剤に対して20%入れます。

シンナーがウレタンエコブレンダー。主剤に対して10%入れます。

足付け番手

ウルトラサフを塗装する前は400番のペーパーで仕上げておきます。

  

シッケンズノンサンディングサフ

シッケンズのサフはノンサンディングで上に塗料が塗れるため新品パーツを塗装するのに使用します。イサムのウルトラサフ同様カラーが2種類あります。濃色車にはブラック、白系の車にはホワイトを使用します。

シッケンズノンサンディングサフの配合

使用する硬化剤は画像上のハードナーP25。シンナーは画像下のレデューサーを使用します。

上の画像はサンディング仕様時のカラー別配合表です。

上の画像はノンサンディング仕様時のカラー別配合表です。

シッケンズの配合は比率計算ではなくグラム計算になりますので、この表を見ながらグラム通りに主剤、ハードナー、リデューサーを配合します。サンディング仕様の配合表もアップしましたがシッケンズのサフはノンサンディングでしか使用しないので一枚目の配合はほぼ使用しません。

足付け番手

ノンサンディングサフを使用する前の最終足付け番手は600番ペーパーを付けたオービタルサンダーで足付けをします。

ノンサンディングサフの注意事項

ベースコートを追っかけで塗る場合はノンサンディングサフを塗装後30分はインターバルを取ります。

 

バンパープラサフ

バンパー等のプラスチックパーツのパテ成型後等に使うサフェーサーです。

バンパープラサフの配合

硬化剤が画像左のピンク缶。主剤に対して10%。

シンナーが画像右の青四角缶。主剤に対して50%入れます。

足付け番手

バンパーサフを塗装する前は400番のペーパーで仕上げておきます。

プラサフの注意事項

バンパーの補修箇所にプラサフを吹く場合、素地(黒い部分)が見えている部分は密着不良を防ぐため塗装直前に樹脂パーツプライマーを刷毛塗りします。

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