エッジにクリアが溜まった
写真はドアのエッジです。矢印の箇所にクリアーが溜まってかまぼこみたいにモコっとなってるのが分かると思います。
レクサスなどの高級車でカラークリヤーを何層も重ねる車でエッジ溜まりが多少ありますが、そんな車でもこんなに溜まりません。カッターで削いで頑張って磨いて対処しました。
塗装状況と塗装カラー
色番号は1E7です。ハイエースやプロボックスなどによく使用されているシルバーマイカメタリックです。塗装状況はフロントフェンダーからクウォーターパネルまで側面塗装でした。
エッジのクリア溜まりはフェンダーの後ろエッジ、フロントドアの前後エッジリアドアの前エッジでした。
塗装時のブース内温度は36度。使用したシンナーは40番でした。
クリアーのシンナーはいつも主剤に対して10%で配合しますが、この時は15%で塗装しました。
塗装トラブルの原因は何か?
推測ですが原因は二つ。
スプレーガンの切り替えし位置が毎回車の継ぎ目だったため。もう一つがスプレーガンが塗装面から離れすぎていたことです。
一つ目の原因ですがクリアーは捨て吹き一回本塗り2回の合計3回塗りますが、毎回継ぎ目で切り返していました。フェンダー塗って、フロントドア塗って、リアドア塗って、最後リアフェンダー塗って終わり!みたいな感じでワンパネル事塗っていました。
切り替えしが毎回継ぎ目なためクリアーが継ぎ目に多くかかり、たくさんかかったクリアーがエッジに溜まったのが原因かと思われます。
二つ目の原因ですがスプレーガンが塗装面から離れていたのはあとから思い出して気付きました。塗装している最中はクリアを一生懸命塗り込んでいるのに全然クリアがのっからず焦って何回も何回も往復しました。しかも継ぎ目で・・・。
主にこの二つが原因だと思います。
解決方法
スプレーガンの切り替えし位置についてはを毎回変えることにしました。1回目の捨て吹きと3回目の仕上げはフェンダーの真ん中、ドアの真ん中等、継ぎ目またいでをパネルの真ん中で切り返すことにしました。2回目の塗りはそのまま継ぎ目で切り返しますが、これでクリア継ぎ目に溜まる量はだいぶ少なくなります。
もう一つの改善策は意識してスプレーガンの距離を保つことです。
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